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2012年 05月 17日
2012年 05月 06日
海を越えた日本人形
昨年秋、私はグルジアという国に行きました。 グルジア? 日本人には馴染みの薄い国であろうと思います。 一方グルジアの人々にとって、日本文化は憧れと好奇心の的なのです。 国内の大学でも日本語学科は人気の学部なのですよ。 ◆グルジアってどんな国? ここをクリック http://tutumimasu.exblog.jp/14960731/ 国際交流基金の主催する「海外ふろしきレクチャー&ワークショップ」に講師として参加した私は、ポーランド、グルジア、イスラエルの3カ国に滞在したのですが、思いがけず、このグルジアで不思議な出会いがありました。 ●これは日本人形? ご覧ください。 日本の抱き人形「市松人形」とおぼしき姿・・・ でも、何やら異国風ですね。 ロシア風のケープをまとっており、キモノの生地はピカピカの中国風。 アップスタイルの髪型も、外国で結われたものかもしれません。 ![]() ![]() 硝子戸を覗くと、目が合ってしまいました・・・ 人形は、字のごとく「人の形」。 魂が入っていると私は思うのです。 特に、着替えをさせたり、話しかけたりした「抱き人形」には、気持ちが残っている。。 私どもが訪れた人形館は、首都トビリシ市にあります。 グルジアの民族的な人形のほか、ヨーロッパのものを中心に陳列しており、 その中で、10数点の日本の人形のコレクションがありました。 風呂敷のレクチャーが目的で訪れたグルジアですが、 キモノが傷んだ日本人形のために、着付けを依頼されました。 ![]() ![]() ![]() 頭部と体をつないでいるのは、古びた洋筆1本。 体も傾いて、ずいぶん傷んでいいました。 新しい人形のキモノが用意されていまして、 (日本の某著名なオーナーのご夫人が寄贈されたとのこと。。。 素晴らしい!) ちょっとサイズが小さいのですが、どうにか着せつけました。 如何でしょう。。。 微笑んでいるように感じました。 肌色も良くなって、血が通ったよう・・・ ![]() ![]() (トビリシ人形館と、在グルジア日本大使館の方々) 何かの都合で海を渡った市松さん。 たどり着いたグルジアで、こうして現地の人達に見守られています。 2012年 04月 08日
ポーランドや、イスラエルの学生が
風呂敷をデザインしました! ![]() 昨秋、海外ふろしきレクチャー&ワークショップのために参加した国の中で、 ふろしきのデザインコンテストも実施されました(主催:国際交流基金) 私が、ふろしきの講師として訪問させていただきましたポーランド、イスラエルの2カ国で、コンテストの授賞式も終了し、最優秀賞作品は、実物の「風呂敷」となりました! 感激です。 風呂敷を通して、日本の文化が友好の懸け橋となれば最高ですね。 イスラエル最優秀賞の作品 (イスラエル、ディクラ・ヘン・サール作。ベツアレル美術デザイン学院) 平和のシンボル鳩と、イスラエルの草花が散りばめられたデザイン。 ![]() ポーランドの部・最優秀賞 (マルタ・シビエラック作。グリヴィッツェ美術高校) ポーランドのコウノトリ、日本の鯉が、両国のナショナルカラーでデザインされている。 ![]() イスラエルの美術大学の生徒たち ![]() 日本の文様についても解説しました ![]() ポーランドでの一般参加者も熱心に風呂敷包みに挑戦 ![]() 在ポーランド日本大使館・日本文化広報室のある建物(ワルシャワ市) ![]() 2012年 03月 30日
2012年 03月 20日
2012年 02月 26日
フロシキスタイル展がKBCテレビで放映
![]() ![]() 2月23日より3日間、福岡市大名で開催した「フロシキスタイル展」。 初日の会場の様子を、九州朝日放送のテレビ番組で放映されました。 番組の名コンビ、原田らぶ子 さんと、中島つぐまさ さんが、軽快なノリで会場内を紹介。 毎朝7時から放映の『アサデス』は、地元福岡の情報を満載した人気番組です。 ![]() ![]() 撮影当日は朝5時に会場入り。 この10分間のマナ放送のために、ディレクターの福富さんをはじめ、会場のオーナーである緒方さんには大変お世話になりました。 裏舞台があってこその表舞台・・・ 色々な方のお力で成り立つのがテレビ番組なのですね。 ●「アサデス」九州朝日放送について 2012年 02月 26日
エンジョイ・スペース大名って? ![]() 福岡市中央区大名は、東京の青山のような場所で、色々なお店が軒を並べており、歩いて巡る商業地区です。その昔は、大名屋敷のあった城下町でした。 先の大戦では、焼け野原になった福岡市ですが、この大名とう場所は、火災を免れたために、今でも古い民家が点在しています。 ![]() 今回、フロシキスタイル展を開催した会場である「エンジョイ・スペース大名」・・・天井の太い梁が印象的ですが、明治時代の建物で130年前の古民家です。 今回のイベントがご縁で初めてお目に掛った、 このギャラリーのオーナーである緒方徳重さん・・・お洒落な紳士! ![]() お話を伺っていると、 生まれ育った大名をこよなく愛していることを感じました。 ご実家であったこの家屋を、地域おこしや、 若者の文化芸術の披露のためにギャラリーとして、開放しています。 ![]() ![]() ![]() ![]() 開催の前日の夕方から一晩かけて設営した会場内・・・ ほぼ徹夜仕事になってしまった(@_@)!! 番組のディレクターの福富さん、 裏方に徹したおられる為に・・・お写真が「ない!」ですが、大変お世話になりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 2012年 02月 16日
2月23日は「風呂敷の日」ってご存知でしたか? この日の数字を並べると、2・2・3(つ・つ・み)=「包み」!! 日本人の知恵がたくさん包まれた風呂敷にふれてみませんか。 ![]() 催事名:★ふろしきの日イベント★フロシキスタイル展★ 会期:2月23日(木)~25日(土) 展示時間/午後12:00~5:00 ●●入場無料●● 会場:エンジョイスペース大名(福岡県福岡市中央区大名1丁目14-20) ●会場MAPはこちらをクリック 周辺には岩田屋・ソラリアプラザほか、 カフェやランチを楽しめるお洒落なエリアです。 フロシキスタイル講座とセットでお楽しみくださいまし ![]() 内容:◆ふろしき包みの展示 1300年前、奈良時代から伝わる風呂敷包みから、 現代的な使い方まで展示しています。 ◆フロシキスタイル講座 コツをつかめば、だれでも使いこなせます。 基本から応用まで便利な使い方を学びます。 ・講座の実施時間(各1時間・各定員15名) ①午後 1:00 ②午後 3:30 ●受講料/1,000円 ※風呂敷は貸し出します。 ◆お洒落なふろしきも販売もしております(1500円~) 主催:フロシキスタイル 問合せ先:090-7477-1188(フロシキスタイル) ★★★TV番組『アサデス』で放送されます★★★ 「フロシキスタイル展」会場から生中継! 中継時間:午前7時すぎ~7時45分頃の約10分間です。 ・放送日:2012年2月23日(木) ・九州朝日放送 KBCテレビ(放送エリア:福岡県内) ・番組名:アサデス(番組放映:午前6時25分~8時) 2012年 02月 10日
2012年 01月 28日
![]() 風呂敷の使い方のテキストを見ても、 いまいち分からない・・・という方が多いのですが、 本では、なかなか掴めないのが「コツ」なのですよね。 コツは見て触って、 五感で分かるもの。 フロシキスタイルの「出前講座」は、 まさに五感で!風呂敷包みを学んで頂きます。 参加者の性別・年齢、ご予算ほか、 主催者のニーズに合わせて実施できます。 ご希望のテーマは何でしょう 親子で一緒に・・【親子ふろしき講座】 女子力アップのための・・【フロシキ美人講座】 学生&外国人のための・・【日本文化体験講座】 レジ袋削減のための・・【ふろしきエコ生活講座】 ・・・・それから 男性のグループにも、風呂敷包みに挑戦して頂き、日本男子力をアップ! 初めて風呂敷に触る方でも大丈夫です~ あなたの「初体験」を応援します ⇒⇒⇒フロシキスタイル講座やイベント企画のご相談は、こちらから。 2012年 01月 26日
![]() 40年程前に、百貨店のロゴマークが入った 「ショッピングバッグ」のサービスがスタート。 その頃から、日本人は、 外出には必ず携帯していた風呂敷を、家に置いたままに・・・ 私もふくめ、 日頃バッグやカバンは必需品なのですが、 荷物が増えた時、どうなさっていますか? そこで、 サブバッグとして、お勧めなのが 「風呂敷」です 破れず丈夫な上に、形状・量を問わず、どんな物も包めます。 ![]() ![]() ※ふろしきショッピングバッグの展示 (2009年「フロシキスタイル展 at大分東洋ホテル」) 2012年 01月 26日
2回連載の『風呂敷は世界を包む』(下)が、
大分合同新聞朝刊に掲載されました。 おすまし顔の写真が載っていますが、 「亀は万年、鶴は千年・・・と長寿を意味します~」と、 日本の文様について解説している場面です(^'^) ![]() 2012年 01月 25日
昨秋の海外ふろしき遠征について、見聞録としてまとめました。
先日、大分合同新聞に(上)が掲載されましたが・・・・ きれいな編集をして下さり嬉しいな~ 800字くらいが読みやすいですね。 ![]() 2012年 01月 24日
私が言うのもおかしいのですが、
風呂敷包みは、「だれにでも出来ます」から、 講師は必要ないのです。 謙遜でもなく、本当ですよ。 風呂敷は、かつて日本人にとって生活に欠かせない道具でした。 大人が使っているのを見ながら子供は育ち、 当然、風呂敷の使い方は「見よう見まね」で身についていくものでした。 ![]() ![]() 60歳以上の方は、子供時代に風呂敷を使っています。 ただし40歳代以下では、風呂敷を持っていない人もいます。 ジェネレーションギャップは、伝統の危機でもあります。 それまで「当たり前」だったことが、「珍しい」ことになり、さらに「貴重」なことへ。 包んで結ぶ・・・単純な風呂敷包みも、 講師という存在が必要になったのは、そんな社会環境があるためです。 まずは風呂敷に触ってみて下さいね。 そして、ご自分のよく使う物、大切な物を、包んでみて下さい。 手先の器用な・・・・日本人のDNAが・・・・ON!になるかも。 ⇒⇒⇒フロシキスタイル講座やイベント企画のご相談は、こちらから。 2012年 01月 17日
![]() 新年明けて最初のスタートになる「親子ふろしき講座」は、私にとっても楽しみな行事です。 今年は1月15日(日曜)に、福岡市早良区の市民センターで開催しました。 主催は、NPO法人アジア太平洋こども会議(福岡市)です。 この団体は20数年前から青少年の育成を目的とした 海外交流を民間主体で実施してきた老舗的存在です。 その功績が認められ、昨年秋には、内閣府より表彰されました。 ●●内閣府の受賞について (今回の受講者数は、昨年の2倍。子どもと保護者、スタッフを含め総勢80名で学びました) ![]() この団体が3年前から招聘事業としてスタートしたのが『子ども大使養成塾』です。 対象は福岡県在住の小学5~6年生。 1年6カ月にわたり茶道、浴衣の着付け、地曳網体験、 大宰府天満宮探訪、日本の唱歌、そして風呂敷の包み方など、 月に一度の学習会を通して、日本の歴史や文化を学びます。 日本の歴史や文化を学んだ上で国際交流をする子どもたちを、 『子ども大使』と称しています。 ●●日本の子ども大使養成塾について ![]() (自分のお弁当をきれいに包むために、基本の「真結び」を学びます) ![]() 「子ども大使塾」が発足したきっかけは、 「外国人に日本のことを聞かれても、 知らないから答えられない」 という国際交流事業に参加した小学5年生の女の子の意見でした。 海外へ行くには語学のみならず、 現地で期待されることは「自国の歴史や文化」なのですね。 (下:風呂敷の歴史も学びます) ![]() 2012年 01月 07日
![]() 明けましておめでとうございます。 飛ぶ龍のように、強く、たくましく、 躍動的な一年としたいですね。 今後ともどうぞ宜しくお願い致します。 フロシキスタイルのFacebookもスタートしました。 時節にあった「お包み」や、イベント情報をご紹介して参ります。 ご覧になりたい方は、 まずFacebookにご登録して頂き、 「フロシキスタイル」の「いいね」を押して頂きますと、 更新情報を得られます。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 2012年 01月 06日
![]() フロシキスタイルでは、風呂敷の包み方・使い方をはじめ、 講座やイベントの情報を、フェイスブックで掲示しています。 12月からスタートしたばかりですので、まだ記事が少ないのですが、 時節にあった情報をお送りしたいと思いますので、よろしければご覧くださいませ。 facebookのHPから、「フロシキスタイル」で検索してください。 または、こちらをクリック! 2012年 01月 05日
![]() ■小山田 千鶴(おやまだ ちづる) フロシキスタイル・コーディネーター 日本風呂敷協会 講師養成講座修了 フロシキスタイル主宰 NPO法人アジア太平洋子ども会議・子供大使養成講座 ふろしき講師 ●メッセージ********************** 何でも包み、運ぶことのできる 魔法の布<フロシキ> これほど機能的で、美しい道具はありません。 フロシキは安価で、気軽に和文化にふれることが出来ます。 あなたも、日本人の知恵の技を身につけてみませんか? ●実施内容********************* 風呂敷の<使い方>講座の講師を務め、 風呂敷に関するイベント・記念品の企画も致します。 企業・団体・グループでの催しに、 『フロシキスタイル講座』をご活用ください。 ●実績*********************** 下記は企画のほか、出演&講師として参加したものです。 2008年 ・和文化フェア「京都風呂敷展」 大分県教育委員会後援 2009年 ・フロシキスタイル展in大分東洋ホテル 大分県環境リサイクル部後援 2010年 ・和文化パワーアップセミナー「風呂敷と文様」 大分合同新聞社後援 ・NHK大分放送「好きっちゃ大分」出演 ~便利な風呂敷~ 2011年 ・NHK大分放送「好きっちゃ大分」出演 ~風呂敷の活用法~ ・NHK大分文化センター「ふろしき講座」講師 ・NHK福岡文化センター「ふろしき講座」講師 ・女性フェア 「素敵なあなたに」出演/女性大分主催 ・海外ふろしきワークショップ/国際交流基金主催 開催地:ポーランド、グルジア、イスラエル 2012年 ・ふろしきの日「フロシキスタイル展in大名」開催 ・九州朝日放送『アサデス』に生出演~風呂敷の日特集~ ![]() 2011年 12月 21日
![]() 来年1月に福岡市で実施される「子ども大使・養成塾」では、 日本の伝統文化を学ぶ一環として「ふろしき講座」を実施します。 対象は、福岡県在住の小学4~5年生の男女。 今回、主役の小学4~5年生30名のほか、 保護者やお手伝いの大学生も含め受講者は80名近く。 昨年に引き続き、講師として参加させて頂いておりますが、 私自身が、とっても楽しみな事業なのです。 子供たちが、お母さんや、お父さんと 一緒に風呂敷包みにトライする姿が、健気で可愛らしい・・・(下は昨年の様子) ![]() ![]() 1時間の実習の間に、基本の包み方をマスターします。 ただし、その1回限りで身につくかと言えば…十分ではないのですね。 風呂敷は日常生活で使ってこそ役立つ道具です。 学んだことは、時を置かずに、学校やお稽古先、お買い物には、 ぜひ!風呂敷包みを活用してみて下さいね。 今回『マイ風呂敷」としてコーディネイトしたのは、 再生ポリエステル混紡の風呂敷で、二巾(69㎝)。 初心者に使いやすいサイズです。 カラフルな色柄でおしゃれでしょ ![]() やや伸縮性のある生地で包みやすく、少し肉厚な化繊は、シワになりにくく洗濯もOK。価格は1,575円とお手ごろで、普段使いにフル活用できます。 昨日、その見本が到着したので、さっそく包んでみました。 ![]() 私も普段に使いくなるような・・・・ 元気な「包み姿」デス。 皆さんもこの機会に『マイ風呂敷』を、自分の道具として愛用してみませんか。 伝承の技術は、手で覚えることが近道です。 ◎「子ども大使養成塾」についての詳細 http://www.apcc.gr.jp/j/wing_kids/index.html 2011年 12月 17日
(下:毎週金曜日は、修道士が十字架を担いで信者や観光客と共に行進する) ![]() あと数日でクリスマス。 日本のクリスチャンは1%位と聞きましたが・・・ このクリスマスは、日本人にとってなくてはならぬ行事となっています。 最大の目的は「クリスマスプレゼント」と「クリスマスケーキ」の2大アイテムですね。 日本人の贈り物好きと、何事も感謝の精神に加え、年末商戦が見事にコラボレーションしているかのように見えます・・・ さて、クリスマスの12月25日は、イエス・キリストが生まれたとされる日。 先月参りましたエルサレム市内には、イエスが捕えられ、ゴルゴダの丘で磔刑されるまでの道を、「Via Dolorosa 」(悲しみの道)と称し、今でも世界中から多くのキリスト者が巡礼地として行進するコースとなっています。 下:ビザンチン風モザイクのお皿には、「パンの奇跡」が描かれている。 (イエスが2尾の魚と5つのパンを祝福して増やし、5000人を満腹にさせたことに因む) ![]() ベツレヘムで生まれ、ナザレで育ったイエスは、ガリラヤ湖周辺で数々の奇跡を起こすなどして、民衆から熱狂的な支持を得ました。多くの人々の心を捉え、自らを救世主と名乗ったイエスは、ユダヤ教の最大の教義である一神教への冒涜とされ、当時の治世者であるローマ帝国の総督ピラトより死刑の宣告を受けます。 こうしてイエスが、市中引き回しの上、十字架を背負って磔刑の場所までを辿った道を、ラテン語で「悲しみの道」という意味の「ヴィアドロローサ」と言われ、今も昔も繁華街であったようで、大勢の人々の目にさらされたイエスの様子は聖書にも綴られています。 約1キロにわたる道程は、イエスを巡る14の出来事ごとに留(ステーション)が置かれています。私も、その一部を辿りましたので、ごく簡単ですがご紹介します。 ■第2留 イエスに判決が下り、十字架を背負わされた場所には、このような美しい教会が建立されています。 イエスの頭には茨の冠。そして鞭打ちの刑が行われた。 教会の美しいドームには、「茨の冠」がデザイン化されている。 ![]() ■第3留 イエスが十字架の重みに耐えかね、最初につまずいたとされる場所に立つ聖堂。 ![]() ![]() ■第4留 苦悩の母マリアの教会。 母マリアが、十字架を背負ったイエスを見たとされる場所。 ![]() ■第9留 下は3度目につまづいたとされる場所。十字架の印が見える。 ![]() ■第10留 ゴルゴダの丘に立つ「聖墳墓教会」の外観。 ![]() ![]() ![]() 柱には当時の植物がデザイン化された唐草文様が。 ![]() ここからは、聖墳墓教会の内部です。 ![]() 聖水の下で、頭をつけて祈る信者たち。 ![]() 上部から差し込んでいる光・・・何かを物語っているかのよう。 ![]() ■第11留 十字架に掛けられた最後の場面をあらわしたモザイク絵画。 ゴルゴダとは「しゃれこうべ」という意味を持つ。 丘の形状が丸い頭蓋骨のように見えた等諸説ある。 ![]() ![]() ![]() ■第14留 ヴィアドロローサ最終地点。 イエスが墓に納められた所とされ、現在は聖堂になっている。 教会の中で一番人が並んでいる場所。 ![]() ![]() キリスト者ではない私にとっても、 厳かな光を感じる教会内は美しく、言葉以上のものを感じるひと時でした。 2011年 12月 11日
帰国して、早1ヶ月。 当たり前だけど、日本語以外は聞こえない日常。 何だか、少しずつ・・・外国で味わった空気も、記憶が途切れていくような。 ただ自宅の御手洗いに入った途端、イスラエルの香りに包まれるのは・・・これです! ![]() おいしそうでしょう? ゼリー入りのミルクアイス!みたい。 これはサヴォンの石鹸なのです。 2年位前に東京に上陸したイスラエルのブランド。 下:「SAVON」本店 イスラエル発「死海」コスメブランド。石鹸&ボディケア用品の会社。 ![]() 宿泊したテルアビブ市内のホテルの隣には、中規模のショッピング街がありまして、サヴォン本店も見つけました。 この商店街、ちょっとおもしろい。 ![]() 出入り口のカフェには、なぜか、桜の木があるのです(イミテーションですが)。 桜の木の下で、アラブ風ファーストフードを食べました。 下:かぼちゃのサラダほか。 ![]() それから、これ。 なぜ?日本の人形が? ![]() ![]() たぶん「BONSAI」<盆栽>のつもり…だと思います。 庭に花や樹木を植えて、鑑賞する・・・こまめに手入れをする・・・こういう文化はどこでもあるわけではなくて、乾燥した砂漠地帯であるイスラエルでは、植物は貴重なインテリアなのですね。 桜の木と言い、BONSAIといい、 商店街で発見したジャパニーズカルチャー。 欧米では、きれい、かわいい・・というイメージが日本文化の魅力のようですョ。 ![]() それから、このショッピング街で購入したお菓子。 手作りスイーツの人気店とのことで食べてみました。 中近東で古くから伝わる「バクラワ」という焼き菓子には、 木の実やイチジクが混ざっており、自然な甘みと香ばしい風味! ![]() お店の女の子に、 「ねえ、ジャッキーチェン知ってる?」と何度か聞かれましたが・・・ アジア以外の外国人にとって、 「アジアはひとつ」のイメージを持っている方もいまだに多いですね ![]() それにしても、3週間近い海外出張では、 「上げ膳・据え膳」のホテル住まい。 ロケーションは外国だけれど、半日はキモノ姿。 非日常的な生活だったなあ~ 日常から離れると、思いもよらない考えが頭にが浮かんで・・・ 来年や将来へのヒントになりそう。 ![]() ホテルのウェルカムドリンク、イスラエル産ワイン。 お持ち帰りで、昨日頂きました。 ん~味噌煮込み豆腐になぜか合う・・・。 ![]() 最後の晩餐に出されたのは葡萄酒。 聖書では象徴的な飲み物です。 あまり名前は知られていませんが、 イスラエルワインは、歴史あるブランドなのですね。 石鹸や香水の強い香り・・・ お菓子やワインの甘い香り・・・ 「香り」は思い出を蘇らせてくれます。 2011年 12月 07日
イスラエルで出会った美しいもの。 それは、パッチワークの敷物です。 ![]() 日本に戻ってから、自宅のソファに掛けてみました。 中近東の香りのする布片。旅の思い出が蘇ります。 ![]() ![]() 美しさに、理由はないですね。 ![]() エルサレム観光の時に、 商店街の中に専門店があり、思いがけず魅了されました。 ![]() ![]() 色とりどりの布片や糸・・・ イスラエルの初夏の光に、スパンコールが輝いて・・・ ![]() 少し褪せた色合いがまたいい。 クリムトの絵の色合いに似ているような。 ![]() 大きい物は、3畳くらいあり、重みは案外ありまして・・・ 畳んでも厚みがありそうで・・・・購入は断念 こうして写真に収めて、美しい思い出にします。 2011年 12月 06日
10月27日に羽田を飛び立ち、ポーランド、グルジア、イスラエルの三か国に、風呂敷の講座を実施してきた私たち。 ![]() いよいよ最後は、エルサレム市にあるベツァレル大学(上)。 イスラエルの中で一番古い芸術大学で、難関校とか。 午前・午後とも、講座は約2時間弱。 各クラスとも50名程の生徒が参加しました。 ![]() ![]() 当初、風呂敷の外国人向けの講座・・ということで、 「真結び」が難しいだろうなァ~と思っておりました。 予想通り、参加者の半分以上が縦結び。 ただ、三か国とも美術系大学の生徒さんが対象で、手先が器用でなおかつ意欲的なのです。 ![]() ![]() 縦結びだった生徒も、真結びをすぐに会得していました。 ![]() ![]() 日本人でも、知らずに縦結びになっている方多いです。 外国人に風呂敷の使い方を教わる時代が来るかも・・・? ![]() 日本人たる者、男も女も、「真結び」をばっちり身につけて下さいね。 ![]() 来年も・・・ 講座のお申込み、喜んでお引き受けいたします 2011年 12月 06日
![]() イスラエルで食べたものを思い出すと、 「これがイスラエル!」というわけではなかったですね~ 地域的には、やはり中近東の料理がベースになっていますが、世界に散らばっていたユダヤの民らしく、イスラエルの食は、様々な国の味がミックスされています。 コシャルなどの独特な食習慣はありますが、総じてシンプルな味付けなので、日本人の口に合うと思います。 ただ海外で出される食事は、一人分とは思えない量です・・・ 隣同士でシェアして食べましょう。 さて~~~ 二カ国の滞在中に、私が毎日飲んだのが、しぼりたてのザクロジュース。 少し渋みのあるさっぱりとした甘み・・・美味しいですよ。 ![]() 日本でも、最近、女性ホルモンの分泌を促し、美容効果がうたわれている「ザクロジュース」ですが、グルジアやイスラエルは「ザクロ」の名産なのですね。 エルサレムの観光でお昼に食べたものは・・・、 (下:旧市街地内にあるアラブ系ファーストフードのお店) ![]() 店頭のメニューには、値段が書かれていないですね~~~ 観光地は少し高めで、一人2,000円位。 下:色々な具材が食欲をそそります。 左奥に見える「お肉のかたまり」は、シュワルマ。 くるくる回しながら焼いていき、外側を薄く削いで食べます。 ![]() ![]() 下:左のボールはファラエル(ひよこ豆のコロッケ)。 キューリやトマト、ピーマンなどを角切りサラダは、塩とレモンでさっぱりしています。 ![]() 下:ピタパン。自分で袋状にして中に具を詰めます。 ![]() 下:イスラエル版ファーストフードの出来上がり! 日本のファーストフードに比べて手作り感があり、気に入ってしまいました。 ![]() レクチャーで訪れた大学では、学食でお昼にしました。 下:エルサレム市・ヴァツァレル大学の学食。 ![]() 学生は、食べているものの説明をしてくれて・・・ ここでもやっぱりコシェル(ユダヤ教徒の食事規則)が守られているようです。 ![]() ![]() 下:私が注文したメニュー(約1000円) ![]() 右上から時計回りに、 小麦タンパクで作ったお団子(肉詰め)&カレー風味のスープ。 インディカ米にサラット・トルキー(辛みのあるトルコ風トマトペースト)をかけて、付け合わせのズッキーニのピクルス(大きいです・・・)。 小皿には、切干大根とそっくりな野菜の酢漬けと、赤カブの酢漬け。 テルアビブにあるお洒落なシーサイドレストランなどでは、 ヨーロッパのメニューを中東風にアレンジしていました。 (下:テルアビブ市内。ホテルのレストラン) ![]() 下:牛肉の煮込みスープ・ポタージュ風。ニンニクスライスとサワークリーム添え。 ![]() 下:ホテル特製の長パン。パリパリした歯触り、少し甘みのある生地で美味しい。 ![]() 下:特産のオリーブオイルと塩。パンにつけて。 ![]() 下:肉団子にはハーブやスパイスが効いていて、むしろ塩分控えめ。 ![]() ユダヤ教徒の食事制限はあるにせよ、観光客にとっては、中東料理、イタリアン、フレンチ、日本食と、幅広いメニューが用意されているのは、さすが国際都市テルアビブです。 2011年 12月 05日
![]() テルアビブから車で約1時間の所にエルサレムはあります。 エルサレム観光には、在イスラエル日本大使館の嶋根書記官が自家用車で案内役を担って下さいました。イスラエル国内には、パレスティナ自治区が点在しており、両者の境界線にあたる幹線道路には検問所が設けられています。 途中1,2か所の検問をスムーズに通過できましたが、それは嶋根書記官のお陰です。本当に、異国の地では、現地のことをよく知る方にナビゲートして頂くのが安心です。 (下:エルサレムへ向かう道路から郊外を撮影) ![]() 何で撮影したかと言えば・・・・緑が少ない! 行けども行けども、乾いた土地に、樹木がかろうじて点在しています。 「山紫水明」の国と言われる日本から見ると、本当に厳しい風土なのです。 (下:エルサレム旧市街地) ![]() 様々な奇跡と共に、聖地として崇められているエルサレム。 パワースポットという言葉がありますが、なぜかくも同じ場所に?不思議ですね。 エルサレムの城壁内には、ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」と、イスラム教の黄金のモスク「岩のドーム」が隣接しております。またキリストが処刑されたゴルゴダの丘に立つ聖墳墓教会も敷地内に建立されており、まさに三大唯一神宗教が集結しているのです。 ![]() エルサレムは標高800mの丘の上にあります。 初夏でも冷えますから上着が必要です。寒がりの私はマフラーも持参しました。 下:ヤッフォ門前 ![]() 城壁には8つの門があり、其々歴史的名称がつけられています。 私たちが入場したのはヤッフォ門。ヤッフォに陸揚げされた荷物をこの門から運んだそうです。 下:ダビデの塔 ![]() この門のすぐ右手に聳えるのが「ダビデの塔」です。 紀元前1世紀に、ヘロデ王がエルサレムを守るために立てた要塞ですが、その後ローマ軍や、十字軍、オスマントルコに占領された際にも、この塔だけは壊れずに残ったとのこと。 ![]() この塔を背にして、私たちは左手の路地へ・・・・その後、目が回りそうな程入り組んだ路地をせっせと歩き、辿り着いたのがユダヤ教の聖地「嘆きの壁」でした。 ![]() 上の写真では、樹木で隠れていますが、手前が「嘆きの壁」で、すぐ向こう側には、金色のドームが輝いています。 このドームは7世紀に建てられたイスラム教の寺院で、サウジアラビアにあるメッカ、メディナに続くイスラム教第3の聖地であり、預言者ムハマンド(マホメッド)が、天馬に乗って昇天したといわれる「聖岩」があることから、「岩のドーム」と呼ばれています。 下:カルド(古代エルサレムのメインストリートの遺跡) ![]() 上の写真は、紀元2世紀に建築されたエルサレムのメインストリート跡。 十字軍の時代には、市場が並ぶ繁華街であったことが発掘調査によって知られています。 ん~エルサレムのお陰で、教養が深まったような気がする・・・ ところで、場内の旧市街地は、ユダヤ人地区、キリスト教徒地区、ムスリム地区、アルメニア人地区と4つに分かれていますが、商店で売られているものを見ると、それがユダヤ風のもの、アラブ風のものと、何となくですが感じとることが出来ます。 それでは、 これより路地にひしめく異国の品々をご覧ください。 下:ザクロはジュースにしてくれます。 ![]() ![]() 下:オリーブの実はこの地の名産 ![]() 下:木の実を混ぜたお菓子 ![]() ![]() ![]() 下:アラブ系のお店。ベリーダンスの衣装かな? ![]() ![]() 下:巡礼グッズもあり。 ![]() 下:子供たちも大人に交じって働きます。 ![]() 下:看板もヘブライ語、英語、ロシア語と様々。 ![]() ![]() 下:シカの角笛。最近は動物保護の観点から貴重品となっております。 ![]() 下:路地の奥には住居があり、生活のにおいが漂う。 ![]() 入り組んだ路地を迷うことなく、 赤い上着で私たちを誘導して下さった日本大使館の嶋根さん、お世話になりました。 ![]() それにしても、歩くのも早ッ!後ろ姿のお写真しか残っておりません・・・ 観るもの、聞くこと、何もかも珍しく、 異国情緒たっぷりなエルサレム探訪でした。 ※:同日廻ったイエスキリストの巡礼の道「VIA DOLOROSA」は、クリスマス時期に掲載予定。 2011年 12月 04日
![]() 市街地では、何人ものユダヤ人に声を掛けられました。 「あなた日本人でしょう?」「日本は素晴らしい国だね」「キモノってきれい!写真撮らせて」という風に、気さくに話しかけてきます。ユダヤ教の厳しさを述べたものの、普段のイスラエルの人たちは、明るく陽気です。 訪れた美術大学の学生たちも、元気にこちらからの問いかけに反応してくれます。 ![]() ![]() ![]() ハイファ市のWIDOハイファ大学では、風呂敷リュックを背負ってながら、ステップを踏んで踊りだすシーンも。 ![]() 学生たちは、クラスにもよりますが、男4女6か、男女ほぼ同数。 ![]() ![]() 男子学生は熱心で、イスラエルから「風呂敷男子」が流行るかも。 2011年 12月 04日
(下:シャンカー大学の学生がデザインした風呂敷) ![]() 【イスラエルでの行程】 11月6日 テルアビブ市 シェンカー大学(午前・午後) 11月7日 ハイファ市 WIZO Haifa大学(午前・午後) 11月8日 エルサレム市 ベツァレル大学(午前・午後) 11月9日 ホロン美術館視察 上記は美術大学です。 イスラエルの美大生には、風呂敷のデザインコンテストに作品を提出してもらいますが、その前に、レクチャーを実施するというわけです。各校とも午前・午後に実施し、各講座とも50名程の学生が参加しました。 レクチャーでは、風呂敷のデザインに役立つように、 文様や構図、素材・サイズについて説明します。 ![]() これが、一番小さい風呂敷のサイズで、45センチですゥ~ ![]() これは2メートルの風呂敷。引越しの時に布団を包みました ![]() 松です~ ![]() 松竹梅です! ![]() これは富士山。日本で一番高い山で、尊ばれています。 裾野に松竹梅が配されております~~ ![]() 秋に咲く菊は、慶事、弔事ともに使用できる柄で、高貴な花として親しまれています。 ![]() 余白の美です~何も描かないことで主役を引き立て、雰囲気を醸し出します。 日本人特有の美意識でございますゥ~~ ![]() 柄行きによって、包み方によって、風呂敷のデザインが生かされております・・・ ![]() さて、イスラエルの学生の皆さん、 その後、風呂敷のデザインは進んでいますか? 沢山のご応募をお待ちしております! 応募先は在イスラエル日本大使館へ ⇒ふろしきデザイン募集まで。 2011年 12月 04日
イスラエルの約8割がユダヤ人でユダヤ教徒です。
ユダヤ教について無知な私ですが、今回の滞在で見聞きしたことの中から、発見したことを記してみます。 ■嘆きの壁 ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」は、エルサレムの城壁の中にあります。 壁に向かう出入り口は、向かって左が男性、右が女性と分かれていました。 安息日のやユダヤ教の祭日には、壁の前で多くの信者が、かつて存在したユダヤ教の神殿の再建を祈リ続けています。石のすき間には願いを記した紙切れが挟み込まれているそうです。 この壁に夜露が濡れて泣いているように見えるため「嘆きの壁」と呼ばれるようになったとか。壁の高さは約20m。地中には神殿の石段が隠されているそうです。 (写真撮影が禁止のためため、下図は、観光パンフレットから抜粋) ![]() このように嘆きの壁の前で祈る姿は、日本でも写真でよく見かけますが、それは近年になってからのことだったのですね。(⇒1967年、6日間戦争の勝利後)。紀元1世紀に、ローマ軍によってエルサレムを追われたユダヤ人にとって、かつての神殿の壁の前で祈ることは、約2千年近い離散の歴史の悲願と言えるでしょう。 ■メノラーって何? イスラエルの国旗は、ダビデの星ですが、「国章」というものがあり、それはユダヤ教のシンボルである「7本のろうそく」を立てるメノラー(燭台)です。 (下:イスラエルの国章) ![]() (下:嘆きの壁を見下ろす高台に鎮座するメノラー) ![]() ![]() このメノラーに蝋燭を灯してお祝いする「ハヌカ」と言うお祭りがあります。 ユダヤ歴「キスレブ」の月(ユダヤ教は太陰暦で、太陽暦の西暦12月に相当します)の8日間、各家庭で、真ん中に種火、両側に4本の蝋燭立てのあるハヌキヤという9本立ての燭台に明かりを灯してお祝いします。 紀元前2世紀頃、イスラエルのユダヤ人はギリシア人の支配下にありました。ユダヤ教を禁じるなどの圧制に苦しんだ末、ユダヤ人は武装蜂起し、強力なギリシャ軍を撃墜し、エルサレム神殿を奪還しました。 その時、神殿にあった油壺に残されていた一日分にも満たない油が、8日間も燃え続けた・・・という奇跡が祭りの起源であり、ハヌカは別名「神殿清めの祭り」と言われるのは、この故事に因みます。 またこの時期、油を使った食べ物を取りますが、最近では特製のドーナッツが街頭で販売されているとか。 (下:エルサレム旧市街地のお土産店で。7本立て、9本立てのメノラーを発見) ![]() ユダヤ教徒は、当然ながらクリスマスを祝いませんから、このハヌカ祭りには、各家庭でパーティーを開いてプレゼント交換をしたり、また子供たちは独楽を回すゲームで遊ぶなど、年末の家庭の行事としても大切にされているようです。 ■帽子が取れないのはなぜ? ユダヤ教徒と言えば、頭の上に、ちょこんとお皿のような浅い帽子が載っています。 これは「キッパ」と言い、基本的に男性が被ります。 (質問)なぜ、帽子が落ちないのかなァ~ (答)帽子は髪にピンで留めています (下:エルサレムの露天でも販売されているキッパ。布地にビーズや刺繍が施されている) ![]() ユダヤ教徒の男児も、大人と同じく、帽子の他に、耳の前の髪の毛を伸ばすなど独特のスタイル。エルサレムでは、このスタイルの子供たちが手をつないで歩く姿をよく見かけました。「写真を取らせて~」とお願いしたかったのだけれど、遠慮してしまいました。 (下:ユダヤ教徒の男児。産経新聞2011年11月27日掲載より) ![]() ■食事に関する規則(Kosher) ユダヤ教徒の食事に関する規則はつとに有名です。コシェル[kosher]と言い、食べ物の店頭ではコシャルか、非コシャルかが表示されています(実際、あまり気づかずに食べていた私たちですが・・・)。 まず代表的な3種類の食材について記してみます。 第1、「お肉に関する事項」 蹄が二つに分かれて反芻する獣(牛・羊)は良いが、豚、ラクダ、ウサギは不可。チキンは良いが、地を這うもの(ダチョウなど)は不可。 第2、「お魚」 ヒレやウロコのあるものに限られます。うなぎ、エビ、タコ、イカ、貝類は禁止。 第3、「食べ合わせ」。 肉と乳製品は同時に食べないということ。例えば肉料理にバターやチーズを使用することや(チーズバーガー、チキンクリームスープなど)、肉料理の食後のコーヒーにミルクを入れることなども該当します。 いや~大変だあ。シーフードの大好きな私にとっては苦行です・・・ (下:遠くに「死海」を望む) ![]() ■安息日 金曜日の日没から土曜日の日没までは「安息日」で、働いてはいけない日です。公共機関、銀行、商店などは営業しません。ですので一般的な休日は、金曜・土曜となります。安息日には機械のスイッチの入切や、車のエンジンをかけることも禁じられています。 私たちがイスラエルに到着したのは、ちょうど金曜日の午後で、安息日に突入する頃でしたから、すぐさま空港の換金所に向かい、現地貨幣のシュケルに換金しました。 ただその金曜日の夜、私たちが夕食をとったシーフードレストランは開店中で、多くのお客で賑わっていましたので、観光客向けの例外的なお店はあるようです。 (下:テルアビブ市内のシーサイドレストラン) ![]() ![]() (下:商店街にあるファーストフード店。今やマクドナルドの無い国ってあるのでしょうか?) ![]() ■世俗的なユダヤ教徒 とはいえ、以上のような戒律を遵守している正統派と言われるユダヤ教徒は、ユダヤ系国民の17%位で、都市を中心に世俗化したユダヤ教徒が増えています。 私どもが訪問した大学でも、大半がユダヤ人ですが、流行のおしゃれを楽しんでおり、キッパをかぶっている人は見かけませんでした。 ![]() それにしても・・・なぜユダヤ人には富豪が多いのでしょか。 またなぜ、世界に影響を与えるような学者や芸術家、政治家、経営者を輩出しているのでしょうか。最近は「ユダヤ富豪に学ぶ人生哲学」「ユダヤ式学習法」「ユダヤのジョーク集」などのタイトルを日本の書店でもよく見かけます。 今回の滞在だけでは、ユダヤ人の強さを知るには十分ではありませんが、イスラエルでの兵役制度(18歳以上の男子3年間、女子2年間の兵役が課せられている)を見ても、長きにわたる離散と苦難の歴史は、民族の絆を深め、強く生きるためのための知恵や処世術が、ユダヤ人の中には継承されているのではないでしょうか。 2011年 12月 02日
下:エルサレムにて。ユダヤ今日の聖地「嘆きの壁」の近くで。 遠くにイスラム教のモスクが見える。 ![]() 中東の火薬庫・・・とも評されるイスラエル。 9月下旬には、パレスティナ自治政府が国連加盟を申請したことで、パレスティナ人のデモ隊とイスラエル兵士の小競り合いが発生。私どもの11月訪問の直前まで、その衝突のニュースが日本でも報道されていました。 そこで、友人知人からまず問われたのは、 「イスラエルは安全なの?」ということ。 戦後ユダヤ人の国として建国されたイスラエルには、世界三大唯一神宗教である、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のメッカであるエルサレムがあり、ローマ帝国や十字軍、オスマントルコなど、時の列強による争奪戦の絶えない場所です。 現在でも、エルサレムはイスラエルの首都としてしていますが、国際法では承認されていないほか、国土の中にはパレスティナ自治地域が点在しており、幹線道路には検問所が置かれています。 ![]() 日本人にとっては、何となく近寄りがたいイスラエルのイメージもありますが、大使館などのアドバイスも仰ぎながら最新情報を入手した上で、訪れてみるに大いに値する国です。 なぜならガリラヤ湖、ナザレの地、ゴラン高原、ベツレヘム、シナイ山など、キリスト教信者ではない私でも耳にしたことのある地名が各所に散りばめられ、古代からの壮大な場面が、目の前に横たわっているような・・・歴史の重みを感じさせる国だからです。 ![]() 上:エルサレムの城壁。 【イスラエル情報】 戦前より、ナチスの迫害から逃れた欧州のユダヤ人(アシュケナージ)が大量に移民。1948年建国後は、中東のユダヤ人(スファラディ)が各国を追われて移住。1989年ソ連の崩壊後、ロシア系ユダヤ人が多く移住している。 面積:22.770km² 人口:約770万人 民族:ユダヤ人(75.5%)、その他24.6%(190万人) 宗教:ユダヤ教(75.5%)、イスラム教(17%)、キリスト教(2%) ※戒律に囚われない世俗化しているユダヤ教徒は多い。 戒律を厳しく守る超正統派は、ユダヤ系国民の17% 公用語:ヘブライ語、アラブ語。 通貨:シュケル(=ニューイスラエル・シュケル、NIS) クレジットカードは広く通用。一部のホテルは米ドル現金が通用。 日本との時差:6~7時間遅れ。 (下:テルアビブ空港の様子) ![]() 私たちは、グルジアの首都トビリシからウクライナ航空機に乗ってキエフ周りで、イスラエルのテルアビブ空港に到着。整然とした大きな国際空港で、欧州からは約4時間以内、米国東海岸からは10時間位でテルアビブに到着します。 9.11以後、テロ対策のため世界的に入出国検査が厳しくなりましたが、イスラエルの入出国の細かさは噂通りでした。特に出国の場合、搭乗時刻の3時間前には、飛行場に必着のこと!「どこに行ったのか?」「だれと会ったのか?」「この荷造りは誰がしたのか?」というマンツーマンの質問から始まり、荷物検査は入念です。 (下:テルアビブ市内) ![]() ![]() 私たちが到着した日は金曜日。 ユダヤ教では、金曜の日没から土曜日の日没までは「安息日」で、「働いてはいけない日」であり、公共機関、商店などは営業しません。 他に気を付けるべきは、カメラなどでの撮影。 空港内は要注意。軍事施設では御法度です。また安息日での宗教施設は撮影禁止です。 (下:宿泊したテルアビブ市内のホテル) ![]() 注意事項や入出国は多少厳しいものの、観光インフラは充実しております。 特にテルアビブは、イスラエル最大の都市で、カフェ、レストラン、博物館、劇場、ショッピング街、公園などが整っており、地中海岸沿いには素敵なシーフードレストランが並びます。 元々荒廃した砂漠地帯であったこの地に、1909年、欧州から移住したユダヤ人60家族が入植したのが始まりだそうで、現在は40万の人口を超えるコスモポリタン都市です。 ![]() ![]() ![]() いずれにしても、6日間、何も心配することなく安心して滞在できたのは、在イスラエル日本大使館の皆さまのお陰です。「ふろしきデザインコンテスト」募集からワークショップのお膳立て等に尽力して下さっております。 ![]() 年内にはコンテストの結果も出ることでしょう。 私どもが担当した風呂敷の文様や構図のレクチャーが、イスラエルの学生たちにどんな影響を与えたでしょうか・・・興味津々。 2011年 11月 24日
今回の海外滞在では、風呂敷の利便性を再認識しました。 今回の私の荷物・・・スーツケース2個・・30キロと、10キロ。 それに持ち込み用バッグ類は計10キロ。 合計50キロの荷物とともに廻る旅でした(羽田国際空港内) ![]() 荷物の制限重量など、気になるところですが、 風呂敷は小さく畳めて、軽いので、かさ張りませんね。 まずは、荷物の仕分け。 大は小を兼ねる・・・ぜひ3巾位(100~120センチ幅)の風呂敷を使ってみて下さい。 ![]() ![]() キモノをはじめ、衣類は風呂敷で。 ![]() ![]() 「平包み」(結び目を作らない包み方)にすると、かさ張りません。 ![]() ![]() 滞在中のサブバッグとして使ったり・・・ ![]() 上)ワルシャワのホテル。お土産や雑貨を包んでいます(90センチ幅) ![]() 現地ではプレゼントを、風呂敷包みで差し上げれば大変喜ばれますヨ。 外国では、ぜひ日本的な柄で・・・
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